熊本 注文住宅、熊本 デザイナーズハウス、熊本 一級建築士事務所、狭小地、変形地
『蔵戸のある家』完成しました!(前編)
人吉M様邸が完成しました!
今回のお家は間口5メートル、奥行き50メートルというとても細長い敷地でのご計画をさせていただきました。
テーマは『蔵戸のある家』。
「昔ながらの町家づくりの名残がある町、その雰囲気を残した和モダンな家づくりを」とご希望されました。
正面に見えてくるのが、江戸から昭和期頃までに作られたヴィンテージ物の『蔵戸』。
外壁は杉板張りで町家の雰囲気を出しつつ、奥のほうはブラックのサイディングでスタイリッシュに引き締めています。
蔵戸を開けるとタイル張りの土間空間が広がり、本玄関へと繋がっています。
カリンの床が美しい玄関。左には解体前のご自宅にあった欄間を再利用。
枠を作成し塗装、ガラスをはめ込み玄関のデザインポイントにしています。
来客用トイレの横には信楽焼で手洗いを造作。
和室の扉にはヴィンテージの板戸を採用。玄関から和室廊下までを和モダンでまとめています。
和室、廊下、リビングの三面に光を採り入れる広々としたインナーコート。
この後外構工事にて植栽をしていきます。
《後編につづく》